フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

2019年鳥海山ブルーラインヒルクライム2/2

 

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 ギアは34×19Tを使用する機会が多かった。考えていた以上に長い時間使用していた様に思う。流石に勾配がキツくなると34×21T、24Tで登坂しなければならなかった。でも勾配が緩むとギアを戻して(34×19Tへ)登坂を重ねていた。


 残念な事に21T、24Tにギアを入れると異音が鳴った。調整不足だった。走行が出来なくなる訳ではなかった。しかし異音がするという事はチェーンの動きが滑らかでは無い!という事。

 

僅かな事でもタイムに影響してしまう。次回以降はチェーンの調整をしっかりと実施しなければならない。


 全体を通してシッティングで登坂を出来ていたのが驚きであり収穫だ。シッティングで登坂を重ねた方が有利であると分かったのはレースの直前。

 

それを意識して練習したのは僅かな期間。ラッキーな面もあるが自分の考えが的を得ていたのはうれしい事だ。今後もシッティング走行に磨きをかけていきたいと考えている。


 先行していた10人ほどの集団はばらけていた。はっきりと覚えている訳ではないが‥‥‥2~3人ほどが先行し残りの選手は自分が追い越した様に思う。

 

先行していた選手はもっと少なかったかもしれない。先行していた1人の選手に追いつき、その選手が自分の後ろに付いた。しばらくその状態が続いた。


 どうやらその選手は「一休み」していたらしい。しばらくすると何事も無かった様に自分を追い越していった。まんまと利用されたらしい。悔しいとか頭に来る!という感情は持たなかった。自分が上る事に精一杯だったからだ。


 暫くすると自分より4分前にスタートした10代の選手が1人で登坂を重ねていた。その選手と自分は追いつ抜かれつを続けた。何回か繰り返した後、自分が前に出ていた時だった。左カーブの登坂中に速度を上げてみた。タイミングが良かったらしく10代の選手を引き離す事に成功した。


 その後、追ってくるかと思っていた。しかしそこで自分から千切れてしまった様である。そこから自分は単独で登坂を続ける事になった。疲れとキツい勾配でギアは34×24Tか21T。24Tが多かったかもしれない。しかしここからは自分でも驚くくらい登坂出来ていた様に思う。


 山道という事で「九十九折」が出て来る。同じ様な風景を何度も見て登坂を重ねていく。今まではそれにウンザリしていた。でも今回はその「九十九折」の坂を最短距離で上る様にした。

 

カーブでは一番内側を走行する様に心がけた。勾配はキツいが距離は短くなる。そこをダンシング走行でクリアしていったのである。


 今までは内側の勾配のキツさを避けて道路の中心部分や勾配の比較的緩い外側を走行していた。走行しやすくなるがタイムには悪影響だ。それが今回のレースでは無かった。本当に自分でもビックリである。


 もっと速度を上げて走行で来ていれば良かったのだがそれは贅沢というものだろう。今後に期待したい。兎に角自分でも驚くくらいの「攻め」の登坂を続けた。疲れているはずなのにそれほど疲れを感じていなかったからだ。


 途中、雨が降り出した。火照った身体には恵みの雨。これ幸いと思っていたら今度は雷が鳴りだしたのである。雷鳴が聞こえてきた。


 前述の様に山での天候が思わしくない場合はレースの中止がある!との事だった。早くゴールに辿り着かなければ!と考えて登坂に集中した。しばらくすると山荘の建物が見えてきた。道路には大会スタッフが立っていた。赤い旗を振っている。山荘の駐車場に誘導された。


 不安が当たってしまった。天候の悪化でレースは途中で中止になってしまったのだった。ゴールまで約3kmの場所だった。あと10~15分程度なのでゴールまで辿り着きたかった!ここまでのタイム51分40秒。


 雨宿りをしながら待機。自分が登坂している時は霧は発生していなかった。でも自分が山荘の駐車場に入ってから10分ほどで山荘付近は濃い霧に包まれた。10メートル先ですら見通し辛くなっていた。

 

自分の後に山荘に来た選手が霧で前が見えなくなり怖かった!と言っていた。大会スタッフの判断は正しかったのだ。


 暫くするとゴール付近に待機していたバスが降りて来た。それに搭乗して欲しいとの事。一旦ゴール付近に向かいその後下山するという流れだった。それにしても山の天気は変わり易いというが本当だった。

 

バスでゴール付近に着いた時は一面真っ白。しかしものの数分もすると霧は無くなっていた。やはり「山」は油断してはいけないのだ。

 

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 レースは残念ながら途中で中止となってしまった。自分は翌日の「にかほステージ」エントリーしてはいなかった。しかし「遊佐ステージ」が途中で中止となったので翌日のステージにエントリーしていなくても出場出来るという連絡があった。


 自分は参加するかどうか迷った。分かっていたら宿泊予約をしていたが予約はしていなかった。おまけに雨で全身濡れていた。着替えは無い。

 

加えて出発前に車体を運ぶ時に腰を痛めてしまっていた。登坂の影響かその痛みが増していた。そんな事もあり「にかほステージ」は参加しない事にして帰宅の途に就いた。


 レースは途中で中止となったが収穫があった。まずはウォーミングアップが上手くいった事。今後のレースも同じ様にしてレースに臨んでいきたい。ただし、もっと時間に余裕を持つ事が必要であることは忘れてはいけない。

 

また登坂中シッティング走行が出来た事も収穫。でも、まだまだ練習が足りない。練習を重ねていかなければならない。


 反省点としてはチェーンの調整不足。異音がするという事はチェーンの動きが滑らかでは無い!という事。次回以降はチェーンの調整をしっかりと実施しなければならない。

 

そして腰痛の発生。これはうっかりミス。しかもレース当日という失態。レース当日は勿論だが普段からも注意が必要だ。


次のレースは「きたかみ夏油高原ヒルクライム」だ。7月6日(タイムトライアル)7月7日(ヒルクライム)である。2週間弱。出来る事は限られているがしっかりと調整してレースに臨みたい。

 

2019年鳥海山ブルーラインヒルクライム

はこんな感じでした。

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