フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

2018年第1回八幡平ヒルクライムに参加して2/2

昨日の試走の通り最初からキツい上り。そして速度が思う様に出ない。時速で13~15km。当初の予定である時速16kmという設定は早くも崩れた。男子Dの出走は約50人。

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最初の上りで半数以上が脱落した模様だ。他の選手達も考えていた以上に上りがキツい事そして速度が出ない事に焦っている様に感じられた。そんな自分も例外なく先頭集団から徐々に離されて早くも単独走行となった。


ギアは34×21Tで走行していた。リア19Tではとてもじゃないが上れないのだった。しかしリア21Tでも耐え切れなくなりリアは24Tへ。一旦ギア比を落とす、つまり踏む感触を軽くしてしまうとそれに脚が慣れてしまう。

 

そこからギア比を上げて速度アップを試みようとすると上げたギアの踏む感触の重い事と言ったらありゃしない。ギアを上げるも地獄、下げるも地獄といった悪循環に晒されての走行を強いられた。


繰り返し述べているがとにかく速度が上がらない。脚が思う様に回らないのである。まるで錘を付けているかの様に感じられるのだ。自分の身体なのに思う様にならない!のは情けないやら悔しいやらで焦るばかりだった。


前述のスノーシェルター。試走時には感じられなかった圧迫感を感じた。レースに参加している、タイムを計測しているという焦りが影響していたのだろう。

 

とにかくこのトンネル状態から脱出したい!という気持ちばかりが募った。しかしスノーシェルターは一つ抜けるとまた現れるといった事を繰り返した。


おまけにスノーシェルター内での上りに苦労した。それほどの勾配は無い様に見えるのだが全く速度が上がらない。逆に体力を削られていくかの様に消耗させられた。

 

内部は風の影響がほとんど無い。しかしあの圧迫感だけはレースに対する気持ちを削いでしまう危険な区間だった。


ようやくジュニア・ショートとビギナーのゴールである「御在所パーキング」に到達。ここまで約8キロ。あと11kmだ。そして怖れていた腰痛が顔を出してここからのレースをより困難なものにしていくのだった。


思っていた以上に速度が上がらない事に加えて腰痛の発症。ダブルパンチだ。サドルに腰を載せて(シッティング)そしてある程度のギア比(34×21Tor24T)で走行を行いたかった。

 

しかしそれらのギア比では腰痛に拍車をかけてしまうのだった。結局、軽いギア比(34×24T&28T)で凌ぐほかに方法が無かった。後半はほとんど34×28Tだった様に記憶している。


クルクルそして軽快にペダリング出来るのはいい。しかし速度が上がらないので前に進んでいく感覚が乏しい。そしてなかなか進まない!という事はそれだけタイムを失っている、つまり余計に時間を要してしまうという事に繋がるのだ。


幾度となく現れる上り坂。そして長く続く坂。この先に本当にゴールがあるのか?と疑いたくなるほど山を上った。道路脇にはスタート地点から○○kmという表示が1kmごとに設置されている。この数字が大きくなっていく、つまり19kmに近くなればなるほどゴールが近づくという訳だ。


12kmや13kmと表示されていた時は「あと7km、6kmも上るのか!?」とウンザリした。でも、次の標識が現れる事を心の拠り所にしながら走行した。相変わらず腰は痛い。速度は上がらない。自分との根競べである。


ゴールに近づいてくるとそれまで程の勾配ではない坂が現れる様になってきた。そして時折僅かな距離ではあるが平坦そして下りが現れた。その時は腰痛を我慢しフロントギア「50」にチェンジして速度を上げれるだけ上げてタイムを稼ごうと試みた。


ゴール手前までは若干の下り。そしてゴールまでの300mほどは上り。ゴールスプリントでは無いが残っている力を振り絞ってようやくゴールした。それが功を奏したのかもしれない。何とか1時間14分を切る事が出来た(タイムは1時間13分54秒)

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もう6秒遅かったらガッカリしてしまったかもしれない。最後まで諦めないで走行する大切さを実感したのだった。来年以降、八幡平ヒルクライムに参戦出来るのならば次回は1時間10分を切りたいものである。

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当初の考え通りに時速16kmでの走行が実現できれば不可能ではない。それにはまず練習、練習である。それにしても厳しいコースだった。


レース後に感じた事二つがある。まずはコースが想像以上に厳しかった!という事。そして腰痛の完治が必要!という事だ。


コースが想像以上の厳しさだった。焦ったのは勾配の緩い、キツいを問わず登坂中は思い通りに速度が上がらない事だった。まぁ自分の技量の影響もあるがとにかく考えていた以上に速度が上がらず苦労した。


絵に描いた餅だったが自分としては前述の様にコース全体を時速16kmで走行出来れば1時間10分前後でゴール出来るだろうと考えていたのだ。実際はそれから約4分の遅れだった。時速16kmどころか時速13、12、10kmという速度で走行している時が多かった。


その遅い速度で走行している時に「この速度で走行し続ければゴールした時のタイムは1時間20分は過ぎてしまうのでは?」と考えてしまった。

 

実際はそれほど時間を要さずに済んだのだが‥‥‥とにかく速度が上がらないコースだった。しかし勘違いして欲しくないのはコースが悪いという訳ではない。


コースの難易度が高ければ高いほど(高すぎても困るが)それを克服あるいは征服したい!つまり自分の思い通りに走行してみたい!と思う。


その為には腰痛の完治が必要だ。コースの半分を過ぎた辺りで痛み出した。右の腰である。痛み出してからはシッティングでの走行が困難になってしまった。

 

ギア比を高くして走行したかったのだが痛みの為にそれがままならなかった。一番軽い34×28T&24Tでの走行を余儀なくされたのだ。そしてその痛みを消すためにサドルから腰を上げて走行する事が度々だった。


普段の生活に影響を及ぼす腰痛ではない。普段の生活では痛くならない。また通常の練習で痛くなる事はまれである。長時間走行そして登坂練習を多く実施した時に痛くなる程度だ。


7月の夏油高原ヒルクライムでもコース半ば過ぎから痛みが出た。そして今回も。レースでの発症は非常に困る。この右腰の痛みを完治させない限りタイムの向上は望めないだろう。

 

2018年におけるレースへの参加は今回で終了。オフシーズンという訳ではないが腰痛の完治への取り組みには丁度良い。


しかしながら、今の所、どの様な手を尽くせばよいか皆目見当がつかない。しかし手をこまねいている訳にもいかない。練習と並行して完治への手がかりを見つけなければならない。

 

表彰式後の抽選会で地元特産の三元豚杜仲茶ポーク」が当たりました!どうもありがとうございました😊

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第1回八幡平ヒルクライムはこんな感じでした。

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