フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

過去レース参戦記 2013矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック2/3

初日を終えて気持ちは明日のヒルクライム。早々に宿に入って体を休めたい所だが雨の中のウォーミングアップだったので車体が汚れている。

 

泥や細かい砂が車体全体に付着している。見栄えが悪いので拭き取らなければならない。車体を綺麗にするのは見栄えは勿論、点検の意味もある。

 

嫌でも車体全体、そして細部を見なければならないからである。点検のついでに車体を綺麗にしているのかもしれない。
 
7月6~7日に開催された「きたかみ夏油高原ヒルクライム」では二日目のヒルクライムを前に(前日)コースを試走。

 

行程の半分くらいからゴール手前3km付近まで走行した。一生懸命走行した訳ではない(そう思い込んでいたのかも?)

 

しかし思ったより疲労が溜まってしまったらしく本番のヒルクライムではその疲れが影響して先行する選手たちに追走出来なかった。
 
勿論、力不足もあるのだが。追走を断念した時の「脚」の疲れには正直言って驚いたし前日の試走を頑張り過ぎた!と反省した。

 

その教訓を生かし今回はヒルクライムのコースの試走は一切しなかった。結果的にそれが正解。「きたかみ」での反省が役に立った。
 
宿に移動。今までは素泊まり。食事は自前で調達してきた。しかし今回から常宿にしている民宿が素泊まりを提供しなくなってしまった。

 

1泊2食のコースで宿泊する事になった。5500円で格安。素泊まりをしてきたのは食中毒になりたくなかったからである。

 

せっかく練習を積んできて食中毒でレースに参加出来なくなる事態を迎えたくないからである。今回は仕方がない。

 

結果的に食中毒にはならなかったので良かったが。宿は変更しなければならないかもしれない。でもスタート地点から1kmと少しで近くて便利である事には間違いない。要検討。
 
民宿には個人で予約したので大部屋に寝る事に。他人と同じ部屋で寝るその事自体は慣れているので問題ない。

 

しかし今回は隣に寝ていた人の「イビキ」で散々な目に遭った。早々に就寝(21時過ぎ)した。22時過ぎまでは大人しかった隣の人が「イビキ」を奏で始めた。

 

とても寝られる状況ではなくなってしまった。当たり前だが背中を向けても「イビキ」は聞こえてくる。

 

耐えられなくて一旦、自家用車で寝る事に。1時間程度寝た。しかし車内は狭いし換気が効かないので暑苦しい。おまけに寝返りが打てない。止むを得ず大部屋に帰ってきた。
 
「イビキ」は未だ絶好調。時計は日付が変わろうとしている。明日は4時過ぎには起床したい所である。

 

覚悟を決めた。寝られないならそれでも良い。1日位ならなんとかなる!そう決めた。不思議なものでそこから寝入った様である。

 

どうやら「イビキ」は止んでいたらしくタイミングが良かったのかもしれない。

 

この様な事は初めて。繰り返しになるが素泊まりの件&「イビキ」を考慮すると宿の選定についてはやはり要検討である。
 
それから私の隣でイビキを搔いていた方に忠告申し上げる。自転車に乗るのは良い事だ。

 

ただしその前に耳鼻咽喉科にいって診察してもらって下さい。あなたのイビキは重症だ。

 

周りが迷惑するのは勿論だがあなたの身体は間違いなく病んでいる。恐らく十分に睡眠時間を取っても熟睡は出来ていないでしょう。

 

悪い事は言わない。一刻も早く耳鼻咽喉科にいってイビキについて診察、そして治療を施してもらって下さい。ホントうるさかったよアンタのイビキは。
 
短い時間だったが意外にグッスリ寝る事が出来た。一安心である。時間は午前4時過ぎ。

 

さてこれからが少々厄介。自分はすぐにレース会場に移動して駐車スペースを確保したい。遅くなるととんでもなく遠い所に駐車しなければならないからである。

 

しかし宿から提供される朝食は食べなければならない。しかも5時30分~6時の間に。
 
色々考えた結果、一旦宿を出て駐車スペースを確保。短時間だが軽く自転車で走行。そしてそのまま宿に向かい朝食を摂る、という事にした。

 

これならば駐車スペースを確保しつつ食事が頂けるという訳だ。食事を提供して頂けるのは有難い。しかしレース直前に余計な気を使いたくないのが正直な所である。


これだから素泊まりが良いというのに!悪意はないのだが煩わしい。
 
軽い走行と朝食を済ませ再びウォーミングアップを開始。タイムトライアルの様に追い込まれた雰囲気のアップではないので気が楽である。

 

レースコースとは別の坂道を走行し身体をそして肺を目覚めさせる。

 

坂の上からレースに参加する選手たちが自動車、自転車で下ってくる。山の上にある宿に宿泊していた様である。

 

1km~2kmの登坂を3回。あまり追い込んでも仕方がない。余力を残してアップを終える。
 
駐車スペースは由利高原鉄道の終着駅の近く。駅舎のてっぺんに時計が設置されている。

 

お陰で非常に便利。常に時間が意識出来る。その為に駐車スペースを確保している様なものである。

 

選手召集は7時45分。若干の余裕がある。少し仮眠する事にした。熟睡は出来ないし出来る環境でもないが少しリラックスしたかった。
 
10分ほどの仮眠を終えて装備の最終確認。決戦用ホイールにエアを注入。パンクはしていないか確認。

 

水分補給のボトル2本をゲージに入れる。1本はいつものドリンク。もう1本はミネラルウォーター。ジャージの背中にあるポケットには補給食。


カロリーメイトとゼリー飲料。食べる余裕があるだろうか?去年はその余裕が全く無かった。それでも持っているのとそうでないのとは安心感が違う。
 
ヘルメット、サングラス、グローブ、シューズの準備は大丈夫。召集時間が迫ってきた。召集地点に向かおうとしたが「お手洗い」に行きたくなってしまった。


周辺施設のトイレは選手に開放されているが恐らくどこも大混雑だろう。行列に並んで時間を浪費するのは考え物だ。

 

それで今回宿泊させてもらった民宿まで移動しそこで「用」を足す事にした。距離は1kmと少し。自転車で行けば5分と掛からない。

 

入口近くにトイレがあるので便利なはず。早速移動した。


思った通りすぐ民宿に到着。トイレ待ちの行列は無い。スムーズにトイレにイン!素早くそして快適に「用」を足す事が出来た。やはりこの民宿は外せないのかもしれないな~ 

 

少々召集時刻には遅刻しそうだが問題は無いだろう。スタートまで町内をパレードするのでスタート時刻までスタート地点に着いていれば良いのだ。


ただパレードに参加しないとレースの出走を取り消されるらしいのでパレードには参加しなければならない。

 

召集場所に到着。既に多くの選手が集まってきている。遅れてきたので少々気が引ける。しかし「用足し」には変えられない。

 

パレードがスタートし選手たちが動き始める。これだけ多くの自転車が町内を走行するのは圧巻!よくもこんなに集まったものである。

 

スタート地点に移動してそれぞれのカテゴリーがスタートしていく。私の参加カテゴリー「フルクラス男子D」も約26km先のゴール目指してスタートした!

 

f:id:osamu-3:20191214160012j:image

 


自転車ランキング

 

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村