2019年第二回
八幡平ヒルクライムに参加して
レース当日は午前4時30分に起床。宿の好意で午前5時から朝食を摂る事が出来た。有難い限りである。朝食後宿を出てスタート付近の指定駐車場へ向かった。
車体を組み上げてウォーミングアップに出発。レースコース上でのウォーミングアップは出来ない。昨日走行したなだらかな坂を使用した。出来るだけ心拍数が上がる様に心掛けた。
50×19Tで登坂し坂を上り切る直前では力を出し切る様にした。やはりスタート直後のキツい坂が気になったからだ。それを3回繰り返した。その後駐車場に戻り出走前の点検、補食&水分補給を行った。その時点でスタートの約30分前。
リアのタイヤの空気圧はやや低めにしてウォーミングアップに出掛けていた。レースではもっと空気圧を上げて走行しようと考えていた。それで一旦空気を抜き、あらためて空気を入れた。
すると嫌な音がしたのである。シューっと空気が抜けていく音だ。これはヤバい!決戦用のホイールである。このホイールでレースに出ようとしていたのだから当然だ。焦る!焦る!
替えのチューブは持参していた。しかしチューブの交換作業をしている時間は無い。幸いトレーニングで使用しているホイールを持参していた。そのホイールに付け替えて出走する事にした。
普段慣れているはずのホイールの交換作業。しかし時間が無い中での作業なので今一つ手に付かない。フレームにホイールを装着する時に使用するクイックリリースを一瞬見失ってしまいパニックになった。
急遽レースで使用する事になった練習用のホイール。空気を注入している時にまた空気が漏れたら‥‥などとネガティブな事を考えてしまった。
焦りながら戸惑いながらリアのホイールを何とか交換。そしてレース中の飲み物、レース中に身に付けるヘルメット、手袋、シューズ等の準備に見落としは無いか確認。そして車の周りに私物を放置していないか点検。
決戦用ホイールのパンクという事件に焦りまくりの状態。何をやっても見落としがあるのではないか?と不安になるのだった。しかしスタート時間は迫る。
多少の見落とし(レースに必要なモノに関しては困るが)は目を瞑る事にしてスタート地点に向かった(幸い見落としは無かった)
スタートは各カテゴリー別。自分がエントリーしたカテゴリーの「男子D」のスタート時間は午前7時36分である。
その午前7時36分がやって来た!選手達がスタートつまり登坂を開始した。当初は34×19Tで登坂を開始しようと考えていた。しかし体力温存の為34×21Tで登坂を開始した。