ここ数年は使用していなかった「アクションマグローラー360」。
負荷装置付き。スペアのウレタンベルトそして負荷装置とローラーのドラムを繋ぐ「Vベルト」もスペアがある。負荷装置もスペア有り。
しばらく使用していたが3本のうち真ん中の「ドラム」から異音が生じる様になった。余りにうるさくて使用する事をやめた。
その当時は修理をしなかった。理由は覚えていないがあっさり他のローラー(固定式)を手配してそちらでトレーニングを続けた。
その間3本ローラーは箱に収納されて倉庫に保管されていた。雨風は当たらないので経年劣化はあるとしても1本のドラムに不具合がある以外はまともな状態で今日まで時間を重ねている。
そして最近。緊急事態宣言が出されてから不要不急の外出は控える様にとの指導。多くのロードバイク乗りは室内でのトレーニングを強いられた。一部のメーカーそして室内用トレーナーは品薄もしくは品切れの状態にあるとの事。
保管状態のローラーを思い出した。ローラーが(3本ローラーとは限らないが)不足ならば必要な人に提供しよう!と考えた。壊れているが自分で修理出来ればヤフオクで売却しよう!と考えたのだ。僅かだが小遣い稼ぎにもなるし一石二鳥である。
まぁいつの間にか小遣い稼ぎがメインになってしまっているのは否めない。それが悪かったのかどうか?壊れてしまっている「3本ローラー」はなかなか手強いのだった。
まずは箱から取り出す。使用による擦り傷、錆がある。見た目は悪いが使用には問題は無さそうだ。
久しぶりに組み立ててみる。使用していた当時は「アクションブリッジ」を使用していた。フロントホイールを外し、アクションブリッジに固定出来る仕様である。3本ローラーから脱輪する事なくローラー上で走行出来るのである。
さて壊れている「ドラム」は真ん中。他のドラムはスムーズに回る。異音は生じない。問題の真ん中。カラカラと何かの部品が外れている様な音だ。
真ん中のドラムを取り外しにかかる。真ん中のドラムを固定しているナットその他を外す。真ん中だけではなく両端のナットも緩める必要がある。真ん中だけ外そうとすればローラーのフレームが曲がってしまうからだ。
ようやく真ん中のドラムを外す事が出来た。回転軸をドラムから取り出す。そしてドラムの「蓋」をとる。そうすると何か分からないが大量の「粉」。そして破損したプラスチックが数個出てきた。
破損していたのはドラムの「蓋」のプラスチック部分。異音の原因はこれか。
破損したプラスチックの破片を取り除いてドラムを元の状態に戻していく。そして再び「3本ローラー」としての形になった。破片は取り除いた事だし問題はないだろう!と思った。しかし・・・・
以前の様な「カラカラ」とした音はしなくなった。しかし今度は「ガタつき」の音だ。
「ドラム」の蓋がピッタリハマっていないらしくガタガタしているのだ。こうなるとお手上げ。これ以上は自分の手に負えない。小遣い稼ぎなんて考えるからだ。
さてどうしたものか?