誰よりも速く!ロードバイクトレーニング

ロードバイクトレーニングのメニューやレース参戦記を投稿。時々別の話題もアリ。

🏔2017年第31回矢島カップに参加して 2/2

号砲一発でスタート。

 

今回からスタートしてから400mは追い越し&車線変更禁止区間となっている。車を避ける為の措置だという事だ。その400mを超えると本格的にレースが始まった。


しかし平坦な区間は僅か。すぐに上りが現れる。そしてその後は延々と上りが続くのだ。カテゴリーの先頭集団からあまり離れない様に位置を上げていった。しかしなかなか先頭集団を捉えきれない。その為に力を使い果たしても意味がない。マイペースを維持しつつ先頭集団を追う形になった。


そうしていると先に出発していった別のカテゴリーの選手が現れてきた。こうなってくるとどこが先頭集団か分からなくなってきた。加えて狭く曲がりくねったそして勾配がキツい区間があると車列が縦に限りなく延びていく。とにかく前に自転車を進めていくしかない状況となった。


この時点では練習不足を感じる状態ではなかった。追い越される時もあったがそれ以上に他の選手を追い越していく事が出来ていた様に思う。


スタート後しばらく上りが続く。そして広い道路に到達する。その道路は中間地点付近近くまで下りが続く。一息付ける区間だ。その広い道路に到達。一気に下っていく。


自分にとっては脚を休ませる所。しかし他の選手は下りを利用してスピードアップ。それを利用しようと思いついた。その集団の後ろに付けて空気抵抗を避けつつ体力を温存。


でも、その集団はかなり荒っぽい走行をしていた。落車や接触に巻き込まれては叶わない!と考えて距離を取って走行。だいぶ空気抵抗を避けさせてもらったのでまずまずといった所か。中間地点を過ぎて後半の上りに入った。

 

そこで身体に異常発生!脚が攣り始めたのだ。


ペダルを回すと脚が攣る。特にギア倍数が大きくなるとそれが顕著だ。最初のうちは攣ったり攣らなくなったりを繰り返していたが途中からは常に脚が攣っている状態に。しかも両足が攣っていたのだ。


水分不足が影響しているのかもしれない!と考えて水分を補給。しかし一向に解消しない。おまけに右の腰が痛くなってきた。腰の痛みを一時的に解消するには立ち漕ぎつまりダンシングをする。しかし脚が攣っている状態ではそれが出来ない。


二重苦とはこの事である。このままの状態でゴールまで辿り着けるだろうか?脚の攣り具合がもっと酷くなったらどうしよう?途中棄権をしなければならないのか?実際に途中棄権を何度も考えた。その度にタイムはともかくゴールに何としても辿り着かなければ!と自分を奮い立たせた。


しかし相変わらず脚は攣っている。腰も痛い。ここまで来たらもうどうなっても仕方が無い!と考えた。脚を攣らせながらもダンシングで腰の痛みを軽減。攣っているのでキツいがそれが当たり前になってきた。慣れとは恐ろしいものだ。


でも、断続的に両脚は攣っている。時折、脚が自分の意志とは関係なく跳ね上がってしまう感覚に襲われるほど脚の攣りが激しくなる事が何度もあった。それをなだめながら、そして脚の攣りが解消されることを祈りながらの走行が続いた。


ダンシングはともかくもっとギア倍数を上げて走行したかったがそれは叶わなくなってきていた。一番軽い39×28Tで走行を続けるしかなかった。

 

そうすると後から来た選手たちにどんどん追い抜かれていく状態に。この時ばかりは練習不足を恨んで悔いた。状態が良かったらもっと速く上れるはずなのに!と考えながら。


そんな状態でも悪い事ばかりではない。軽いギアで進むしかなかった。でも、勾配のキツくなる上りのコーナーの内側を拒む事無く進む事が出来た。

 

以前は勾配を嫌ってコーナーの外寄りを進んでいたからだ。またそのコーナーの内側を脚が攣っているにも関わらずダンシングで通り抜ける事も出来ていた。


これには自分でも驚いた。かなり困難な状況でここまで攻める走りが出来ると思わなかった。確かに脚は攣り続けている。

 

それでもまだ走り続けている。何かが何かが自分をゴールまで導いた気がしてならない。結局、脚の攣った状態はゴールまで解消しなかった。考えてみれば行程の半分以上は脚が攣った状態で走行していたのだ。

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ゴール後は救護所へ。

脚が攣っているのでへたり込んでしまった。そうしているうちにまた脚が攣ってしまった。救護班の方と側にいた大会スタッフの二人の方に両脚を伸ばして貰う羽目に。ちょっと恥ずかしかった。水分を補給し休んでいると徐々に脚の攣りは解消していった。

 

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救護班の看護師の方に下山はバスで!と指導された。下山中に攣ってしまったら危険だからという事だった。なるほど確かにそうだ。ここは甘えさせてもらってバスで降りる事にした。バスで降りていく途中だは「よくもこんな坂を上ってきたものだなぁ~」と感じずにはいられなかった。

 


記録は1時間23分17秒。カテゴリー「Dクラス」の順位で71位。練習不足と脚の状態からすればまずまずといった所か。いや、望外の記録である。参加を躊躇していたが参加して良かった。そして途中棄権をしなくて良かった。今回はタイムはともかく充実感がある。

 


いま考えてみれば前半に力を使い過ぎてしまっていたのかもしれない。その影響もあって脚が攣ってしまったのではないだろうか?もっとも練習不足は否めないが。脚が攣るというトラブルはあったが兎に角参加して良かった。あの状態でゴール出来た!という事で自信が湧いてきたからだ。


そして妙なものではあるが「怖いもの無し」という心境だ。あのトラブルを乗り越えた自信、あれ以上の事は今後、起きないだろうという見込みがあるからだろう。何でも来い!といった感じだ。

 


そして、もっともっと練習をして良いタイムを出そう!という意欲も湧いてきた。今回の経験がモチベーションの向上に役立っている。決して状態が良くなかったにも関わらずまずまずのタイムが出たからだ。

 

 

だから練習を積めば自分はもっと出来る、つまりもっと速くなれるのではないか?と感じている。これで2017年のヒルクライムレースは終わった。

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