コロナウィルスは世界中のあらゆる場所、事、モノに影響を及ぼしている。そして及ぼし続けようとしている。
サイクルロードレースも例外ではない。プロ、アマ問わずレースの開催中止が相次いでいる。5月、6月以降については開催予定のレースがあるものの状況次第ではどうなるか分からない。先が見えない!読めない!というのが一番辛い所である。
自分が参加した過去のレースを振り返っていた。そうするとレースに参加しなかった年があった。2016年だった。そう言えばそんな年があったと今更ながら思い出したのである。
レースに参加しなかったのは「自己都合」。決めたのは自分自身である。
以下はその当時(2016年)の日誌である。
2016年6月に残念ながらレース出場を断念する事を決めた。矢島カップは締め切る直前で申し込みをしなかった。
理由は実母の入院。入院予定期間は約1ヵ月。 7月下旬には退院と考えていたがお盆近くまで入院する事になるらしい。入院期間が延びたからと言って症状が悪化した訳ではない。念には念を入れてリハビリを施してもらっている模様だ。しかしまずは一安心。
その結果、2016年はレースの参加が無し!という事になった。したがって7月は来シーズンを目指してのスタートとなった。しかし母の入院で外に出掛けにくくなった。一番のネックは登坂練習が出来ない事。しかし事情が許さなかったので7月は室内でのローラー練習が大半を占める事になると予定している。
6月中旬までは室内でのローラー練習がほとんど。第三子次女の総合体育大会の送迎(16~18日)を経て下旬へ。レースへの出場は断念したものの街道走行へ出掛ける機会が増えた。理由は二つ。
このころになるとようやく暑さが本格的になってきた。室内でのローラー走行には耐えがたい環境となった。扇風機でいくばくかの「涼」を求めるが限度がある。無理をして室内で走行を続けると熱中症になってしまう。同じ暑さでもやはり外の方がある意味では安全と判断した。
もう一つは母の入院によるドタバタが落ち着いた!という事である。母が不在という生活にようやく慣れてきた。余裕が出たという事だろうか。時間はそれほど費やせないものの街道で走行し始めたのだ。やはり自転車は外で乗るものである。でもレースへの参加見送りに変更は無し。
暑さには気を付けなければならない。水分補給は勿論だが日射しには要注意だ。じりじりと照り付ける日射しは時間の経過とともに身体にダメージを与える。走行は大事だが休息を意識的に取って熱中症や日射病に陥らない様にしていかなければならない。
以上である。
実母の入院という事で大なり小なりショックを受けたのだと考えられる。不安定な精神状態では事故や怪我の元。レースに参加しない!という判断について甘かったという思いもあったはず。
しかし、万が一、自分の身に何か起きてしまったら家族に負担を更に掛けてしまう。大人しくしていた方が賢明だと考えたのは仕方がない事だったと思う。
出掛けてから無事に帰宅するまでがトレーニングやレース。安全第一。今回のコロナウィルスの件であらためて感じた次第である。
今日はこんな感じです。