フロー(flow)な私にしてくれ

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2015年矢島カップ 初日タイムトライアル

2015年7月25日、26日に秋田県由利本荘市矢島で開催された「第29回 矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック」に参加した。初日の25日は距離8km、標高差60mのタイムトライアル。二日目の26日は距離26km、標高差1100mのヒルクライムレース。

 


結果はタイムトライアルが13分20秒39。エントリーしたチャンピオンクラスでは19人中19位。総合で354人中104位。


タイムトライアルのベストタイムは2013年に出した12分46秒18。昨年(2014年)は13分02秒55。今年のタイムは13分20秒39。以前のタイムと比べると見劣りしてしまう。

 


タイムを大幅に落としてしまった。当日(25日)は雨中のレースを想定していた。しかし現地に昼前に到着すると雨は時折パラつく程度。日差しが回復してきた。しかし風が非常に強い状態だった。

 

 

この風がスタート時あるいはゴールに向かう時どう吹くのか?が気になった。なぜならタイムトライアルは同じコースを折り返して走行するからである。出来る事ならばゴールに向かう時追い風ならば良いのだが希望通りに風は吹いてくれないのだろう。

 

 


自分のスタート時刻は15時21分。それに向けて13時30分過ぎからウォーミングアップを開始。一般の道路を走行する。相変わらず風が強い。しかもほぼ真っ直ぐに進んでいるのに向かい風の様な時もあれば追い風の時もある。風向きが定まらない。

 


そこそこ急な坂を下っている時にはあまりにも向かい風が強く吹いて下り坂でありながらも自転車が止まりそうになってしまった。風が収まってくれればいいのだがそれは期待出来そうもない。厄介なレースになると感じた。

 


スタート時刻が近付いて来た。スタート地点のすぐそばにレースコースとは別な坂道がある。実際のレースではスタート直後に坂を上る。ウォーミングアップには丁度良い。レース前なので勢い込んで上っても疲れるだけ。落ち着いて3回上り身体を温めそして心拍数を上げた。

 


スタート台付近には大会の「幟」が何本も設置されている。風向きを確認しようとその「幟」を幾度も見るのだが風向きが一定しない。スタート時が追い風か?と思えば向かい風になったりという状態だった。

 

 

向かい風の時にスタートした時に重いギア比だった場合タイムをロス&体力を削られてしまう。色々考えているうちにスタート時刻だ。どうするか?

 


全く風向きが分からない。仕方がないので向かい風と想定してスタートする事にした。いよいよスタート時刻が近付いてきたのでスタート台に上がる。そして発送時刻となりスタート!

 

ギアは軽めの39×17T。仮に向かい風でもこれならある程度回せるだろうと考えたからだ(今考えてみると弱気になり過ぎ)

 


スタート直後の上りはあっという間に終わった。平坦な路面に出る。ギアを変える。フロントはアウターへ(52)。リアは19Tから17T。15Tも使用したかもしれない。

 


一番最初の上りまでは平坦あるいはやや下り基調だ。この区間を走行している時も風向きは分からない。向かい風だったとしても下り基調だったので気が付かなかったのかもしれない。

 

 


最初の坂へ入る。ギアは落として52×19Tへ。シッティングで入り途中ダンシングで上る。調子の良い時は坂を上り切るまでダンシング出来るが今日はそうではない様だ。

 

 

再びシッティングで走行。時速は24kmほど。練習の時は26kmは出ていたのでやや遅い。何となくこれから先の雲行きが怪しい。不安だ。

 


坂を上り切る。後は折り返し地点まで下り。しかも急な坂を下る。惰性で下るだけでなくギアを上げてペダルを回してスピードを上げタイムを稼がなくてはいけない。

 

 

坂を上った疲れはあるが我慢してペダルを回す。しかし所々で「休み」を入れざるを得なかった。いくらか体力は戻るもののその分タイムをロスしてしまった。

 


折り返し地点を過ぎる。今まで下ってきた坂を今度は上る。そうしていると後続の選手が続々とやって来るのが見えた。前述の様に調子の良い時はダンシングで坂を上り切ってしまう。しかし今日はそうもいかない。少しダンシングで走行した後シッティングで走行。

 

 


52×19Tで上りたい所だがキツい。39×19Tが精一杯。そうしているうちに後続の選手達にどんどん追い抜かれてしまった。5~6人に追い抜かれた様だ。

 

 


それにしてもこんなに調子が悪いというか身体が重いのはどうしてか?レース直前までの練習では調子は良かったはず。全く思い通りに走行出来ない。坂を上る事は確かに苦しい。しかし苦手という訳ではない。「速く」坂を走行する事が出来ない自分が歯痒い。

 

 


坂を上り切って再び下る。往路の下り坂での様に所々で「休み」を入れざるを得なかった。下り切って後はゴールまで。しかしゴールまではダラダラ続く若干の上り坂。これが想像以上にキツい。今までの疲れが一気に襲ってくる。

 


時速は見ていない。というかみる余裕は無かった。とにかく姿勢を低くしてペダルを回すだけに専念。ギアは多分52×17Tだったと思う。風向きは果たして向かい風か?追い風か?少なくとも追い風ではなかったのではないだろうか?そうすると往路は追い風だったのか?

 


ようやくゴール。タイムは13分20秒39。エントリーしたチャンピオンクラスでは19人中19位。総合で354人中104位。

 

 

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熱中症気味で走行した昨年より大幅に(18秒)タイムを落としてしまった。レース中では風向きを見極めるには至らなかったが風向きを気にし過ぎたかもしれない。練習の時もである。向かい風の走行時は全開で走行すると後半力尽きる。したがって前半をセーブして走行する様にしていた。

 


練習時に速度を「セーブ」し過ぎていた様だ。速度で表すと練習では時速40kmを出さない様にしていた(向かい風走行時)しかし今回のレースではスタート後に時速40kmを超えた。当たり前だが経験していない速度で走行すると体力を激しく消耗する。

 

 


だったらレースでも時速40kmを超えない様に走行すればいいのでは?との指摘があると思う。その通りだ。それが出来なかった。後続に追い抜かれたくない!という焦りか?思っているよりスピードが出ているので速度を落とすのは勿体無かったか?いずれにしても冷静ではなかった。

 

 


しかし、冷静さを欠いていたことを嘆くよりも速度を「セーブ」するより高速で走行出来る、つまり、負荷が掛かる状態での走行時間を出来るだけ長く保つことが出来る様に練習するべきだったのではないだろうか?

 

 

今になって思う次第である。自分のウィークポイントである「ある程度の速さを保ちつつ坂を上る」事が出来ないという点に似ている印象を受ける。

 

 


これからは今まで以上に自分のウィークポイントである「ある程度の速さを保ちつつ坂を上る」事が出来ないという点の克服が日々の練習の目的となる。

 

 

2015年のレース参加は矢島カップをもって終了(明日は二日目のヒルクライム)しかし来年のレースに向けて「ある程度の速さを保ちつつ坂を上る」事が出来ないという点の克服は始まったばかりだ。

 

今日はこんな感じです。


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