フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

初日🙂2015年鳥海山ブルーラインヒルクライム

2015年6月20日と21日に『第2回 鳥海山ブルーラインヒルクライムfrom日本海に参加した。初日は山形県遊佐町ステージ。二日目は秋田県にかほ市ステージ。両日共に鳥海山ブルーラインを使用してのヒルクライムレース。


初日のコース距離は約16km。小野曽~鳥海山5合目鉾立山荘まで。コース図👇👇👇

鳥海山ブルーラインヒルクライムfrom日本海:遊佐ステージコース


 
2日目の距離は約20.1km。「にかほ市役所前』~鳥海山5合目鉾立山荘まで。

 

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初日のタイムは1時間3分42秒。総合26位(参加人数91人)クラス別3位(1位と2位から大きく遅れて)
二日目のタイムは1時間15分06秒。総合35位(参加人数127人)クラス別5位((1位~4位)から大きく遅れて)
二日間の総合タイムは2時間18分48秒。総合21位(参加人数61人)クラス別3位(言うまでも無く・・・)


エントリーしたのは大胆にも「エキスパート」クラス。これが後々申し訳ないやら恥ずかしいやらの結果になるとは・・・・  「エキスパート」とはかなりの強豪、強者どもが集まるクラス。

 

 

そこそこ人数が集まるかと思っていた。しかしエントリーしたのは初日3人。二日目5人。二日間の合計タイムで順位を争う部門でも3人。


実はエキスパートクラスにエントリーしたのは訳がある。落車を避ける為である。昨年の矢島カップは40才代のクラスにエントリーした。二日目のレース中、運悪くそれほど強者でない集団に取り囲まれてしまった。

 

もちろん40代でもそしてそれ以上の方でも強者はたくさんいる。誤解無き様に。取り囲まれたのは良かったのだがペースが遅い。しかも道幅が狭い。そんな場所で渋滞になった。

 

直前の選手があまりにも遅くてぶつかりそうになった。避けようが無く脇の草むらに転倒した。お陰でタイムは遅くなるは左肩を負傷(レース後に痛み出した)するはで散々。結局、左肩は限りなく脱臼の状態との事だった。

 


そんな訳ででエキスパートクラスにエントリーしたのである。少なくとも私より遅いという事は無いだろうし渋滞にはならないと思ったからだ。それにしても参加人数が少ない。繰り返しになるがもっとエントリーする人が居ると思っていたのだ。

 


初日の受付場所は「鳥海温泉遊楽里」の隣の「とりみ亭」広場。自宅の秋田市からは車で1時間30分を切る程度の場所である。ここで受付を済ませた後、スタート地点の小野曽まで移動する。

 

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スタートは14時。到着したのは10時過ぎ。珍しく余裕がある。また気温がそれほど高くなかった(24~26度ほど)のも幸いだった。ウォーミングアップ開始。

 

しかし脚が重く感じる。昨日までの練習&調整は問題なかったのだが。しばらく動いていたのだが状況に変化は無し。先行きが非常に不安となった。焦る。

 
開会式後、スタート地点まで移動。やはり道中も脚が重い。ここまで来たのでどうにもならない。覚悟を決める。そしてスタート。


スタート直後から上りが始まる。高尾山の急峻な坂を経験&見ているので坂を見てもそれほど驚かなかった。ただ誤算だったのはその坂をある程度のスピードを維持しながら上っていく事が出来なかった!のである。つまり周りの選手のスピードについていけなかったのだ。

 


周りの選手とのはっきりとした速度差は分からないが少なくとも時速で5km以上はあったかと思う。周りの選手達は時速でだいたい17kmから20kmは出ていたと思う。その速度に合わせて走行しようとしたが数分で息が切れてしまった。

 


このペースに合わせても力尽きるのが目に見えていた。残念&悔しかったがペースをダウン。自分のペースは時速で12~14km程度。その速度であれば力尽きる事無く上っていけそうだった。それからはその速度を中心に淡々とペダルを回し続けた。


速度についていけず自分のペースで上り続けていると当然の事ながら自分より速いペースで上っていく選手達にどんどん追い越されていくことになる。自分より1分、2分遅れてスタートした選手達にどんどん追い抜かれていった。

 

 

よくもまぁあんなペースで上る事が出来るものだと自分の実力の無さを棚に上げて感心してしまった。
淡々とペダルを回し続けペースを守った。しかし、力尽きないペースながらも早くゴールに辿り着いてこの苦しさから逃れたい!と何度も思った。

 

初めてのレースなのでどの程度の時間がかかるか全く予想がつかなかったのも辛かった。また、昨日までの練習は一体なんだったのか?と反省と後悔を繰り返した。坂を上るだけではなくある程度のスピードを維持しながら上っていく事が必要である事を痛感した。

 

 

更にそれを長い時間維持する事が必要という事も。自分は一体何をやっていたんだろう?高尾山でこんなタイムが出た!とか自己ベスト更新だ!とか言っていたのは単なる自己満足に過ぎなかった。確かに坂を上る事は出来る。しかしそれには速さと持久力が必要なのである。

 


冬期間の練習も一体何だったのか?LSDで毛細血管を発達させる!FTP走行、SST走行、Vo2maxの向上、無酸素運動容量の向上、耐乳酸性の向上、筋持久力の向上等々。御題目は立派だが全然レースに役立っていない!あるいはレースの負荷に練習の負荷が全く届いていなかった!という事か?

 


今、参加しているそして走行中のレースでの体験を通して今までの練習が無駄とは言わないまでもレースでは全く通用しないものだったという事を感じながらのレースだった。

 


そしてようやくゴール。タイムは1時間3分42秒。一番速い選手で50分47秒。自分より10分以上も速い。1kmを3分要するとしても距離で4km以上離された事になる。脱帽である。そして自分の実力の無さに情けない思いだ。

 

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バスで下山後スタート受付近くで表彰式。各クラス3位まで表彰される。はっきり言って出たくなかった。あのタイム差で表彰されるなんて失笑ものであると思ったのだ。また他のクラスでは3位に入賞出来ずとも私よりゴールタイムが速い人が20人以上もいるのだ。

 


たまたま自分のカテゴリーにエントリー(エキスパートクラス)した人数が少なかっただけとはいえ本当に申し訳ない気持ちで一杯だった。直接指差されたり、言われたりする事はなかったけれど陰で何を言われているかと思うと情けないやら恥ずかしいやらでその場から消え去りたいとも思った。


しかもちゃんとした賞状、メダル、メダルケース、賞品を頂いた。何かズルイ事をして貰ったかの様な気持ちだった。おまけに記念撮影を行った。どんな顔をして写ればよいか分からなかった。写真はまだ見ていないが良い表情はしていないだろうなぁ~

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初日は終了。遊佐町から宿泊先であるにかほ市の宿へ移動。車で30分程度。宿に入ったのは18時過ぎ。洗濯、入浴、明日の準備をして就寝。起床は4時30分を予定。21時過ぎに床に就いた。

 


床に就いてからも坂を上るだけではなくある程度のスピードを維持しながら上っていく事が必要でそれを長い時間維持する事が必要という事が頭から離れなかった。

 

 

そしてそれが今の自分には備わっていない事も。一晩でそれが解決するはずもない。次のレースは明朝の8時スタート。不安と後悔が募るばかりだった。

 

2015年鳥海山ブルーラインヒルクライムの初日はこんな感じでした。


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