フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

過去レース参戦記 2013矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック1/3

2013年7月28日~29日に開催された第27回矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシックに参加した。私の参加カテゴリーは「男子Dクラス」。

 

初日に約8kmのタイムトライアル、二日目は約26kmのヒルクライムを行った。初日タイムトライアルは12分46秒18。クラス順位26位(144人中)総合順位107位(475人中)という結果だった。


秋田市は未だ梅雨が明けていない。レース数日前から天気予報ばかりを見ていた。またレース直前の練習は雨が降り路面走行の時間が足りなくてヤキモキ。

 

雨が降るという予報そして降らないという予報が外れる。まったく天気に振り回されっぱなしである。


レース当日。やはり天気予報は雨。矢島に向かって車を進めていく。案の定、鳥海山には黒い雲や入道雲がかかっている。

 

雨は覚悟しておいた方がよさそうである。雨に振り回された今回そのもののレースになりそうである。タイムトライアルの出走時間は14時50分15秒。

 

自宅を午前9時30分頃出発。矢島には11時前に到着した。余裕を持った到着となった。


しかしタイムトライアルのコースを試走出来るのは13時まで。そうそうゆっくりもしていられない。

 

過去数回走行してコースは知っているもののやはり試走はしておきたいところである。準備を整えてコースに出た。

 

他の選手も試走に夢中である。中にはまるで本番であるかの様に走行している選手もいる。気合が入っとりますな。


やはり試走して正解。スタートしてから最初の坂は勾配そのものはキツくないが距離が考えていたよりも長かった。

 

その後に控える坂はキツそうに見えるがアウターでクリア出来そうだ。

 

折り返し地点を経てからの最初の坂は勾配がキツそうだがアウターで上る事に挑戦しても良さそうだ。お陰でスタートする前に良い情報が得られた。

 

後は時間を見計らって問題のウォーミングアップである。


いつもと違う場所で過ごすせいか時間があっという間に過ぎていく。30分ほど走行する予定だったが時間が無くなり断念。

 

少し離れた坂でアップをする事にした。52×11Tで坂を上る。そうしているうちに雨が降り出してきた。自動車に戻ってローラーでアップする事を考えたがはっきり言って面倒くさい。

 

着衣は&車体は濡れてしまうが仕方がない。あれこれ考えているうちに本降りになってきた。構わず走行を続ける。一応、雨は覚悟していたものの本当に雨にたたられるとは!

 

f:id:osamu-3:20191212203914j:image


レースコースの路面がウェットだとスリップしてしまうな~と予想。雨はいつの間にか小降りになってきた。

 

出走時間が迫ってくるのでもう雨の事は気にしていられない。走行を続ける。競技が終わって実感。

 

結果的にこの時ローラーでアップせずそのまま走行しておいて良かった。身体がよく動いたからである。後半はタレてしまったが。


アップを続ける。一踏み一踏み力を込めて。タイムトライアルで使用する筋肉が目覚める様に。

 

この坂はヒルクライムの時スタートしてから最初に上る坂である。それにしてもキツい。こんなにキツかったか?300mほどを3回上った。


若干のリカバリー。次は同じ坂を52×19Tでスタートその後39×17Tで上る。これを2本。これもキツい登坂となった。息が上がる。良いウォーミングアップだ。

 

もう1本上ろうかと思ったが疲労が抜けないと困るので終了。今度はフラットな路面でスプリント。52×19Tでスタートし17T、15Tへとシフトアップしていく。

 

これを2本。1本目はやや身体が重く感じられたが2本目は順調。ウォーミングアップはこれで終了。身支度を整えてそして装備の点検をしてスタート地点へ。

 

競技は13時30分から開始している。自分と同じ様にこれから順次スタートしていく選手たちが続々と集まってきている。

 

また既にスタートしてゴールしてくる選手も
いる。ゴールした選手は皆苦しそうな表情である。まるで何分か後の自分を見ているような感じである。


雨はすっかり止み、路面は乾いている様だ。アップの時の雨はにわか雨だった様だ。

 

出発前の点呼でゼッケンを確認。自分の番が近付いてくる。スタート台に上がる。自転車を支えてもらい、ペダルにシューズを装着。そしてスタート!

 

ギアは52×19T。ダンシングでグイグイ前に進む。坂を上り切って17Tへチェンジ。どうやら追い風の様だ。回転数が上がりっぱなし。

 

15Tまで上げる。調子よくスピードが上がっている。順調だ。13Tまで上げた?かもしれない。
 
次はややキツくそして500~600mほどの上り。去年まではインナーにチェンジしていたが今回はアウターで。後ろは19T。思ったより踏めている。

 

インナーの様にクルクルとはいかないが体力を温存しつつ快調に坂を上っていっている。流石に坂を上り終わるころには21Tにチェンジしたがずっとアウターで走行。

 

坂が終わると折り返し地点までは下り。一気にスピードアップ!である。
 
坂を利用して速度を上げる。途中一部平坦に近い部分がある。去年はその部分を惰性で下ってしまったが今回は我慢してペダルを回す。

 

スピードを維持して下っていく。この下りは言い換えると折り返してからの上り。順調に上り切れるだろうか?一抹の不安を抱えながら折り返し地点へ。
 
試走時に折り返し地点を経てからの最初の坂は勾配がキツそうだがアウターで上る事に挑戦しても良さそうと判断。

 

さてその坂である。前半の疲労があるが予定通り
アウターで挑む。52×19T。そしてダンシング。どうなるかと思ったが意外に上れる!

 

そのまま坂を上っていく。折り返してからゴールまで3回上り坂がある。今となっては覚えていないがインナーを使用しなかったのは確かである。


リアは21Tを使用したかもしれない。しかし坂と坂との間の緩やかな区間は意識して19Tを使用して走行。また坂が終了する地点手前ではダンシングでスピードアップを心掛けた。

 

しかし思いの外順調だったのは前半の上り坂、つまり後半の下り坂を下るまでだった。


下り坂を終えてからはゴールまであと少し。ダラダラした上り。通常はキツくは無いのだろうがここまで全力で走行してきた身には追い打ちをかける様な坂。

 

しかも今日は向かい風。ダブルパンチである。なるほど前半に同じ区間を走行した時スピードが出るはずだ。坂を下ったスピードはあっという間に失われていく。

 

ギアは坂を下った時は13Tだったが17T。はっきり覚えていないが19Tまで下げた感じで走行した様な感じだ。ダラ坂&向かい風に打ちのめされてゴール。よく言われる「黄金のタレ」だった!


ラストの踏ん張りどころでスピードアップはおろか維持が出来なかったのが悔やまれると同時にこれからの課題である。

 

結果は12分46秒18。去年より8秒タイムを縮める事が出来た(2012年のタイムトライアルは12分54秒39

 

しかし、それでも順位は下降。今年はクラス順位26位(144人中)総合順位107位(475人中)2012年はクラス順位19位(151人中)総合順位86位(585人中)だった。


他の選手は前半の追い風を利した上にラストのダラ坂&向かい風を克服して走行した様だ。

 

上には上が居る!「きたかみ」のレースを終えて脚力不足を痛感。

 

「矢島カップ」まで3週間と短かったものの脚力を向上させるために負荷を上げて登坂練習を実施。僅かながら効果が出た様だ。

 

少々の坂はアウターで走行出来る様になってきたからである。しかしそれもレースで上位入賞するにはまだまだ練習が足りない。

 

今日のレースのラスト部分を教訓に一層、脚力の向上を図らなければならない。

 

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村


自転車ランキング