下山時刻が迫ってきました。選手の皆さんは早くゴールして早く下界に降りたいみたいです。
私はもう少しゆっくり達成感に浸っていたいのですが・・・・交通規制の時間もあるので仕方ないですね。何しろここは観光名所ですから。
あらかじめレース前にゴール後に受け取る荷物を預けておきます。山では天候が急変するので着替えや防寒対策のウェアがリュックの中に入っています。
私はその他にカロリーメイトとウィダーインゼリーを入れておきました。レース前あんなに食べたのにペロリと平らげてしまいました。あらためてレース前の食事は大事ですね。
繰り返しになりますがこんなに自転車乗りがいるとは・・・・しかも、わざわざキツい坂を苦労して上らなくてもいいのに・・・・自分もそのうちの一人ですけどね。
ヒルクライムをしたことが無い人には理解できないと思います。無理にとはいいませんが、どうです?ヒルクライムレースに出てみませんか?
下界に降りるわけですが下りは上りより危険です。先日の『矢島カップ』ではカーブを曲がり切れずに藪の中に突っ込んでしまった方がいました。
結局救急車で搬送されていきました。今回はそんな事が無い様にしたいものです。それでも猛スピードで下っていく方が多いです。
レースが終了した解放感からでしょうか?腕に(脚に)覚えがあるんでしょうね。
私はブレーキレバーをしっかり握ってゆっくり下山しました。途中にわか雨に見舞われ路面がウエットな状態になってしまいました。
この状況での急ブレーキはスリップ、転倒を招きます。私は一層注意をして坂を下りました。
幸い雨が降っている時間が短かったので大事には至りませんでした。
何処の大会でもそうですが帰る道すがら沿道からは『お疲れさん!』という声をスタッフ、近隣住民の皆さんから頂きます。
生活道路をレースの為に封鎖し不便をかけてしまったのに全く有難い事ですね。また、最近の警察はレースの為の道路使用許可を認めてくれない風潮だそうです。
そんな中、レースの開催の為に当局と打ち合わせ、折衝して頂いた大会関係者の皆様には改めてお礼を言わなければなりませんね。
私はただ、レースに出場して速い、順位がどうだ、と一喜一憂しているだけなので呑気なものですね。
影では大会開催に尽力して頂いている方がいる!という事は常に心に留めておかなければなりませんね。
下界に到着してから表彰式、閉会式がありました。
記録証は記録証発行ブースでの発行でした。
驚いた事に自分のゼッケンナンバーをスタッフに告げるとその場で記録証があっという間に印刷されたのです。目がテン!でしたね。
私が参加してきた大会では、細かい字で一覧表の形となり記録、順位を掲載します。
それが後日大会ホームページにアップされて閲覧が出来ます。
今回の『裏磐梯スカイバレーヒルクライム』では一覧表の形で記録、順位を掲載しつつ、選手個人には記録証をその場で発行!という画期的なシステムでした。
他の大会では記録証を貰うために料金を支払う場合があります(記念写真付などで)僅かな費用ですが時間を必要とします。
でも『裏磐梯スカイバレーヒルクライム』では無料でしかも即日、その場で記録証を発行という事でしたのでこれは大変有難いです。
表彰、抽選会が行われ閉会の言葉とともに『第7回裏磐梯スカイバレーヒルクライム』が終了しました。
今回はマシントラブルがなく良かったです。無い様にするのが当たり前ですが。
反省点を上げるとすれば走行中のフロントギアがインナーと思っていたのにアウターだったという事です。
タラレバですがインナーで走行していればもう少しはタイムが良かったのではないのかな?と思います。冷静さが欲しいですね。
また、表彰台に上がるためにまだまだ持久力、パワーが足りません。精進、訓練、鍛錬が必要です。ヒルクライムレースは今年はもう出場しません。
来年以降のヒルクライムレースにむけて持久力、パワーを身につけていきたいです。
ご拝読をして頂きましてありがとうございました。