フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

過去レース参戦記 2012裏磐梯スカイバレーヒルクライム4/6

下り基調(アップダウンも有り)なので最初からスピードを上げて突っ込んでいく選手がいるのでは?と予想していました。

 

やはりスタート直後からスピードを上げてグループの先頭に立とうとする選手が2~3人いました。私を含めて10数人の集団が追走します。
 
下り基調でスピードが出ます。集団で走行していますのでドラフティング効果によりあまり脚を使う必要がない、というか脚を溜めながら走行できます。

 

しかしアップダウンのほかに右へ左へとコースが振れるので他の選手と接触しない様に気を付けて走行しなければなりません。幸い、接触や転倒はなく順調に湖畔を走行出来ました。
 
競技ルールにはセンターラインをはみ出して右側走行をしない、追い越す時は右側から、という説明がありましたが、私を含めてほとんど無法状態

 

なんでもあり!の状態でした。ルールを無視するわけではありませんが流れや状況があるのでルールを順守するとかえって危険な場合もあるものですから。我々10数人の集団はどんどん距離を稼ぎました。

 

途中、我々のグループよりも先に出発したらしい選手たちが走行中でした。我々に比べて極めて遅かったので後ろから『右から追い越すぞ!』と声を掛けて追い越していきました。
 
そうしているうちに湖畔に別れを告げ、西吾妻スカイバレーの道路に入りました。

 

若干の上りです。先ほどのウォーミングアップでは物凄く調子が悪く本番ではどうなるか不安でした。

 

不安をよそに思っていたよりも苦しくありません。これはイケル!大丈夫!安心しました。
 

中間点8kmの看板が見えてきました。さぁ!本格的な上り、ヒルクライムの開始です!

 

レース用(決戦用)のリアホイールのギアの歯数は11、12、13、14、15、17、19、21、24、28です。まずは21で走行。まずまず。

 

よし、このまま前進!しかし、ほどなく24へチェンジ。カイバレーの坂はそんなに甘くありません!
 
中間地点を過ぎてからペダルを回す事と、前進する事だけに集中していたのであまりよく覚えていませんがご容赦を。

 

恐らくですが、残り4km手前ではリアのギアは28になっていました。私の自転車は28Tより軽いギアはありません。

 

ペダルを回す感触が非常に重く感じられました。でも私より先にスタートしていった選手達に追いつき且つ追い越す事が出来ていました。

 

私のペダリングはそんなに早くなかったのですが、それでも次々と他の選手を追い越す事が出来ていました。

 

よく覚えていないのですが残り4kmを過ぎた辺りだったと思います。『東鉢山七曲り』という曲がりくねっているうえに斜度がキツい難所に来ました。

 

一踏み一踏みしないと上り切れるものではありません。喘ぎながら必死に上り続けました。

 

何気なくフロントギアに目を落としてみたら何と!アウターではありませんか?!慌ててインナーにチェンジ。
 
それにしてもいつからアウターだったのか?覚えがありません。

 

もしかしたらですが中間地点手前の上りがあったのですが、その上りの後、平坦な区間がありました。その時インナーからアウターにチェンジしたのでその時からずっとアウターだったかもしれません。

 

あるいは上りのあまりにキツさに朦朧としてしまい、何処かでシフトレバーを誤って操作したのかもしれません。
 
 
とはいってもインナーにチェンジしたからといって楽になるわけではありませんでした。

 

『東鉢山七曲り』の曲がりくねっているうえに斜度がキツい難所を一踏み一踏みゆっくりゆっくり上っていきます。

 

確かにキツイですが昨日の試走よりは若干ですが楽な感じで走行出来ています。諦めの気持ちは全くありません。

 

また、今朝のウォーミングアップの調子の悪さは影も形もありません。しいて言うならば、朝食をやや食べ過ぎて腹でまだ消化出来ていない感じです。

 

これは少々失敗かな?と思いました。でも、その感覚もどこへやら。順調に?苦しみながら坂を上っていきます。
 
わずか16kmの競技距離ですがレース前の飲食は大事だと改めて感じました。

 

少々食べ過ぎた感がありましたがハンガーノックにならずに済みました。腹の中に適度に食べ物が無いとガス欠になる恐れがありますから。

 

聞いたところによると競技中は神経を使うというか、ストレスが溜まります。そうすると胃酸がいつも以上に分泌されるそうです。

 

胃の中に食べ物がないと胃酸で胃が荒れてしまうそうです。レース前はハンガーノック防止と胃を胃酸から守るために適度な食事を摂った方が良いとの事でした。今回のレースではそれを実感出来ました。
 
そんなこんながありながらも、繰り返しになりますが、私より先にスタートしていった選手達に追いつき且つ追い越す事が出来ていました。

 

面白い様に次々と他の選手を追い越しました。やはり28Tの威力は大きい!装着しておいて良かった!と思いました。

 

出来るならば次回の大会ではケイデンスを増やすor今日より重いギアで坂を上る事が出来る様にしたいものです!
 
ゴールまであと3km、2kmとなってきました。やや天候が悪くなってきました。雲?霧?がコース上に立ち込め始めました。

 

さすがに標高が1000mを超えると天候の変化が短い周期で変化します。でもレースそのものには影響はありませんでした。

 

ゴールまで1kmを切り若干平坦、そして下りの区間となりました。最後の力を振り絞ります。ギアはアウターにチェンジ。

 

ダンシングでスピードを上げてゴールへ一直線!ようやくゴール出来ました!ゴール近くの電光掲示の時間は8時51分と何秒かでした!

 

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