フロー(flow)な私にしてくれ

興味が湧くなら何でもアリ。ストライクゾーン広めで綴ります

過去レース参戦記 2012矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック7/8

ビギナークラスのゴールを通り過ぎました。これからが本当のヒルクライムという噂を度々耳にしてきました。

 

果たしてどうなるのか?何が待っているのか?といっても『6/』でも述べました様にゴールまで断片的にしか覚えていないので流れが掴みづらいかもしれませんがご勘弁を。

 

とにかくキツて長いコースでしたから。何しろ一番軽い39×28で、しかも立ち漕ぎをして上り切った坂があったものですから!
 
とにかくビギナークラスのゴールを通り過ぎてからは、誰よりも早くゴールへ!というよりは自転車にから降りて歩く様な事が無い様に、ゆっくり、ゆっくり坂を上っていくしかありませんでした。

 

私達男子Dより4~5分後にスタートした男子Cの選手達にどんどん追い抜かれていきます。こんな坂をよくグイグイ上っていくなぁ~と羨ましさと半ば呆れた気持ちになりました。

 

矢島カップの最大の魅力、あるいは難所の区間ですが私はこの区間をゆっくりゆっくり上っていった記憶しかありません。

 

どういう練習をしたら、こんなキツい坂を上り切れるのだろうか?練習場所を変えなければならないだろうか?だとしたら何処で?等々自問自答しながらの走行となりました。
 
ゴールまで辿り着くまでに、ダウンヒルがありました。少しでもタイムを稼ごうとギアをチェンジし下りを利用してスピードアップ!と考えましたが、脚が思う様に回ってくれません。

 

錘を付けた様です。惰性で下るしか術はありませんでした。トホホホホ・・・ここでも持久力、パワー不足を痛感しました。まだまだヒルクライムを走行できるスキルは身に付いてはいないです!
 
自信喪失、満身創痍?精も根も尽き果てて何とか祓川(はらいがわ)に着きました!ようやくゴールです!

 

2日目(29日)のヒルクライムレースは前日と同じくフルクラスロードレーサー男子Dでのカテゴリーで315人中、82位、総合で1039人中、253位となりました!タイムは1時間21分50秒56。一番速い人は1時間を切ったタイムだそうです!どうやったら走れるんだろ?
 
預けた荷物を引き取りに行き、その後どっかり座って休憩。疲れた~。水分、カロリーメイト、ゼリー飲料をあっという間にお腹の中に入れました。

 

沢山の方がゴールしています。皆さん、一様に満足感イッパイの表情!仲間とあれこれレース中の話をしている方々が見受けられます。

 

昨日(7月28日)から天候が回復して暑くなりました。祓川は涼しいものの、夏の日差しが強いです!肌がジリジリ焼けていきました。
 
祓川到着の制限時間はスタートから2時間30分。私がゴールしてからだいたい1時間後くらいです。午前11時を過ぎました。

 

そろそろ皆さんが帰り支度を始めています。中には既に自転車に跨り、下る気満々の方も。そうしているうちに下からの車両が上ってきて、一旦帰り支度が出来上がった自転車の列が道路脇に追いやられます。

 

それを2回ほど繰り返しました。下山を告げるアナウンスがありました。一つの集団をだいたい100人位で構成し、順番に下山をするそうです。

 

スピードを出し過ぎない様に、また、ハーフクラスから下は交通規制が解除になっているので十分注意を!とのアナウンスがありました。
 
私が所属する集団が下山する番になり、下山開始です。下りは当たり前ですが楽ですね。

 

順調に下っていきます。祓川のゴールから2kmほどの所まで下った所だったと思います。見通しのきかないカーブの前方で、大声がしました。『落車!!』との声が!

 

スピードを落とし、恐る恐る進みました。そうしたら、ヘアピンカーブで人だかりが出来ていました。どうやらカーブを曲がり切れず、そのままガードレールに突っ込み、その先の藪に投げ出された方がいた様です。

 

あれだけスピードの出し過ぎには注意を!と言われていたのに。何を考えているんだか。自分のテクニックを過信したんでしょうね。
 
藪の中から引きづり出された方は仰向けに道路上に寝かされていました。

 

『意識はある』との声が聞こえました。意識があってもなくても、あんたのトラブルが原因で来年、矢島カップが開催されなくなったどうすんだ?処置はその方の仲間に託し下山を続行。

 

事故現場に留まっていては再び事故が起きてしまう恐れがあるのです。
 
ヒルクライムの大会が終了し、下山する時はいつも感じます。よくこんな坂を上ってきたなぁ~と。覚えている区間もあればそうでない区間も。

 

来年はもっと早く上り切りたいものです。途中、何度も見通しの悪いカーブの先から『ストップ!スロー!』の声が。その度にスローダウン。

 

下山開始からブレーキレバーを握りっぱなしで手が疲れて感覚がなくなってきています。

 

そんな状態の時に更にスローダウンのブレーキを効かせなければならないとは!下山走行は楽ですが、早く地上に着かないかなぁ~と思いました。


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