2012年7月7日(土曜日)2012年きたかみ夏油高原ヒルクライムに参加してきました。初日タイムトライアルその1
今年のきたかみ夏油高原ヒルクライムは7月7、8日の開催でした。昨年より一か月以上早く開催されました。たまたま昨年の大会のHPを覗いたら、昨年より早く開催の上に、締め切りが迫っているではありませんか?慌てて参加申し込みをしました。今回は二日間の日程で初日がタイムトライアル、二日目が昨年と同じコースでヒルクライム、という日程で開催されました。
タイムトライアルは個人別に出走時間が決められているのでその時間に合わせて移動、ウォーミングアップをします。私の場合は出走が13時53分40秒でした。現地には、かなりの余裕を持って到着する様にと考え、7時30分前後出発、10時過ぎ到着という予定で秋田を出発しました。
秋田を出発する時は雨模様。レース会場付近の天気予報は昼過ぎまで雨。その後曇り。予報通りになるようにと祈りつつ、秋田自動車道を南下、横手ICを目指します。そうすると前方に黒い煙が上がっているではありませんか!道路の両脇は田んぼや畑なので、農家の方が何か燃やしているのかな?と思いながら黒煙に近づきました。そうしたらナント!対向車線に停車している軽自動車のエンジン付近が燃えて、炎が上がっているではありませんか!?
運転手は慌てて電話しているは、後続の車は停車させられて渋滞しているは、高速道路に設置されている緊急電話で連絡している人がいるはで、現場は大混乱!事故に遭遇された方々には申し訳ないのですが、対向車線の出来事で良かったです。もし、自分の車線で起きていたら、事故処理の煽りを喰らって、レースに間に合わなかったかも?
火災現場を離れて一路北上へ。山間部では雨が降ったり止んだり。レース会場も山間部なので同じ様な天候だろうと予想しつつレース会場近くの指定駐車場へ予定通りの時間に到着。雨模様ですが激しくは降っていません。でも、雨が止んで路面がレース開始まで少しでも乾いてくれればいいのですが。
ウォーミングアップ開始は11時過ぎから。着替え、車体の組み上げなどをしてからとなります。指定駐車場が草地の上にぬかるんでいたので作業がやりにくいったらありゃしない。足元が濡れると気が滅入ってしまうので、濡らさない様に慎重に行動。全くフラットではない場所での作業は効率が悪い。エアを入れるだけでも一苦労。フラットではないのでバランスを崩すことがしばしば。何とかならんものか。
何だかんだ言いながら、準備完了。若干の雨が降っているのでウォーミングアップは長袖ジャージにロングのタイツという格好。体温の低下はパフォーマンスの低下、風邪を誘発するので気温が温かくても要注意。最初は道路で約15~30分間の楽なライドで身体を暖めます。おっと、タイムトライアルのコースの試走をしなくては!
タイムトライアルのコースは大きなU字型のコース約5.5km。前半の直線部分が後半よりやや長めです。前半は折り返し地点まで若干の上り。これがレースで「モノ」を言いました!折り返し地点を過ぎると下り基調。一回、下って上る区間があります。しかし、下りでの勢いで上りはクリア出来そうです。そこからゴールまではほぼ一直線です。
コース試走後、52×17で90回転維持をしながら10分間の走行を開始。ここ2日間街道では走行していない割にはスムーズな走行!調子が良い!あっという間に10分間が過ぎて走行終了。ここからリカバリー。楽なライドで20~30分間流します。その後、52×17でスタートし、52×15にチェンジ。90回転維持しながら約2kmの走行を試みるました。
う~ん、1.5kmほどで力尽きる。おかしいな?走力が落ちたか?不安になる。
スタートまで約1時間。今度は決戦用のホイールに履き替え、服装はレース用に着替える。身が引き締まる!決戦用のホイールで街道へ出ました。2度ほどスタートダッシュを試みる。感触は悪くない。軽い。これならいけるはず!
スタート地点へは20分前に集合、そして点呼。大勢の選手が集まってきています。ゲストのプロ選手、福島晋一選手が見守る中、各選手がスタートしていきます。そんな中、福島選手から次の様なアドバイスがありました。「皆さんは、スタート時点のギア(後ろ)がちょっと重すぎる様です。15T、13Tでスタートするより17Tでスタートした方がいいですよ」
私は17Tでいつもスタートしていたので、一安心。心強い!さて、いよいよ私がスタートする時間が迫ってきました!